『MAJOR2nd(メジャーセカンド)』アニメ第1シリーズのテーマのひとつが、茂野大吾と佐藤光の『約束』だと言えるだろう。
二人の『約束』は、突然群馬に引っ越した佐藤光が、父・佐藤寿也に託して茂野大吾に宛てた手紙に書かれていた。
茂野大吾と佐藤光の『約束』がしたためられた、手紙の全文を見てみよう。
茂野大吾と佐藤光の『約束』とは?
茂野大吾がキャッチャー、佐藤光がピッチャーを目指し始めたばかりの頃、突然光が群馬に引っ越してしまった。
ショックで塞ぎ込む大吾のもとに、光の父・佐藤寿也が光が大吾に宛てた手紙を届けに来る。
手紙には、突然の別れになってしまったことへのお詫びとともに、ある『約束』がしたためられていた。
茂野大吾と佐藤光の『約束』、それは、『いつか必ず、2人で最強のバッテリーを組もう!』というものだった。
佐藤光の手紙全文
大吾君へ
突然いなくなって、こんな手紙でお別れの挨拶になっちゃってごめんなさい。
僕が群馬に引っ越したと聞いて、さぞびっくりしたと思います。
誰よりたぶん僕自身が一番驚きました。
群馬はお母さんの故郷で、おばあちゃんの体の具合が良くないので、こっちで一緒に住むことにしたそうです。
お母さんは僕が転校だとわかるとぐずるんじゃないかと思い、ギリギリまで秘密にしてたかったみたいです。
先週の木曜日にそれを知らされて、僕はもちろんショックでした。
せっかく仲良くなったクラスメートや佐倉さん、そして何より、一番仲良くしてくれた大吾君とお別れしなきゃならないのが、とても辛かった。
金曜日に僕の口から伝えて、お別れしなきゃいけないのはわかってた。
でも、辛くて気持ちの整理もできてなくて、言えなかった。
お別れをしたかったのに、どうしても声をかけることができなかった。
ごめんね、大吾君。
いろいろありがとう。
大吾君のおかげで、僕もすこしずつ野球が好きになりました。
気持ちが落ちついたら、こっちでもまた野球をやりたいと思ってます。
今すぐ僕の球を大吾君に捕ってもらうことは叶わなかったけど、野球をやってれば、またきっとグラウンドで会えるしね。
そして叶うなら、いつか必ず、2人で最強のバッテリーを組もう!
以上が手紙の全文だ。
突然の別れに光自身も苦渋の想いだったことを知り、大吾は涙を流す。
だが光は、手紙の中では前を見据え『いつか必ず、2人で最強のバッテリーを組もう!』という『約束』で締め括っている。
茂野大吾と佐藤光の『約束』が実現する日は来るのか、、、。
この手紙全文のシーンが観られるのは、原作漫画第3巻と、アニメ第1シリーズ第7話だ。
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