アニメ『メジャーセカンド』第２シリーズは、NHK Eテレにて毎週土曜日午後5時35分放送中だ。
【第１５話】『まさかの登板』（2020年9月12日（土）放送）で風林中のマウンドに上がったのは、まさかの沢弥生だった！
沢は、なぜ中学ではピッチャーをやっていなかったのか（ネタバレを含む）？
沢弥生とは
茂野大吾や佐倉睦子と同じ風林中野球部・２年生。
硬式の名門・横浜リトル出身で、同学年の相楽太鳳と共にレギュラーとして全国まで行っている。
相楽太鳳とはいつも一緒にいる。
常にクールで、あまり自己主張をするタイプではない。
打撃センスはチーム一で、大会では２本のホームランを放っている。
ポジションはセカンド。
右投右打。
沢弥生はなぜ中学ではピッチャーをやっていなかったのか？9/12
大会決勝・対大尾中戦の５回裏、体力の限界を訴えた藤井千里に代わって緊急登板を名乗り出た沢弥生。
「ちょっとやってたことある」という沢に対し、キャプテン・茂野大吾は意外な表情で
「昔、チームのポジション決める時そんなこと一言も、、、」と言う。
ピッチャーに立候補しなかった理由は「一番しんどいし、責任が重い」とのことだが、実は違うようだ。
相楽太鳳によれば、沢は肘を痛めていたらしい。
小学校時代に上腕骨内側上顆障害、いわゆるリトルリーグ肘を患っていたようだ。
医者からは治るが強い球を投げ続けるピッチャーは厳しいと言われており、相棒の太鳳にも止められていたというのが実情のようだ。
沢弥生のピッチャーとしての実力は
緊急登板した沢弥生の投球を見て、一同は「速い」と驚いている。
このクラスではトップレベルの球速ということだろう。
１２０km/h前後といったところか。
さらに、変化球はカーブ・シュート・スライダーと一通り投げられるという。
そして、大尾中・世古に対してなんと決め球・フォークで三振を奪っている。
なんという中学生だろうか。
茂野大吾によれば、「スタミナは分からないがやる気になってくれれば間違いなくウチのエース」ということらしい。
沢弥生の今後のピッチャーとしての可能性は
大会後、一度は沢弥生にピッチャーとしての準備を依頼した茂野大吾だったが、その後肘の故障を理由に撤回している。
さらに、風林中に佐藤寿也監督が就任後、ピッチャー経験者として藤井千里と共に投球を見ているが、その後ピッチャー候補には入っていない。
これは、実力というよりもやはり肘を故障を考慮してのことだろう。
いずれにしても、今後沢弥生がマウンドに上がる可能性は低そうだ。
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